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BATTLE X ROAD 2017 対戦環境レポート 【スイスラウンド編】


 
  • 2017年01月24日

BATTLE X ROAD 2017が終わり、いよいよ公式大会のシーズン間近。今回から2回に分けてBXR2017の対戦環境についてのレポートをお送りいたします。

初回となる今回は、各地の予選を勝ち抜いた猛者がひしめく本戦スイスラウンドのデッキ分布についてのレポートです。

さっそくですが、本戦スイスラウンドで使用された80のデッキはどのようなものだったのか。その一覧を作成しましたので見てみましょう。


チーム港南
ラランテスGX・ラフレシア
MレックウザEX・シェイミEX
ブラッキーGX・ゾロアークBREAK
ソルガレオGX・ドータクン
Redo
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
MレックウザEX・シェイミEX
ボルケニオン・ボルケニオンEX
MミュウツーEX・ダストダス
MIP4
ルガルガンGX・ダストダス
ラプラス・ホエルオーEX
ライコウ・クワガノン
ゲッコウガBREAK・オクタン
MHKU
ボルケニオン・ボルケニオンEX
MレックウザEX・シェイミEX
ゲッコウガBREAK・オクタン
よるのこうしん
チーム群馬
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
MレックウザEX・シェイミEX
カントーモクローズ
ボルケニオン・ボルケニオンEX
オーロットBREAK
ルガルガンGX・ダストダス
ボルケニオン・ボルケニオンEX
関ジュニ
ボルケニオン・ボルケニオンEX
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
うずしおSFカーセーキ
ブラッキーGX・ゾロアークBREAK
レインボーフォース
オムスターBREAK・プテラ
ラランテスGX・グレイシアEX
チームかっちょ
MミュウツーEX・ダストダス
MレックウザEX・ドータクン
MミュウツーEX・ダストダス
ゾロアーク・エンテイ
チームブルパン
WTB・ボーマンダEX
ゾロアークBREAK・Mレックウザ
ブラッキーGX・ゾロアークBREAK
ボルケニオン・ボルケニオンEX
MAGENEDO
ブラッキーGX・ゾロアークBREAK
ボルケニオン・ボルケニオンEX
ガマゲロゲEX・ギラティナEX
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
俺達
MレックウザEX・シェイミEX
ビークイン・ゾロアークBREAK
MサーナイトEX・シェイミEX
ボルケニオン・ボルケニオンEX
ゴールドアクター
ソルガレオGX・ドータクン
エーフィGX・ビークイン
ソルガレオGX・ドータクン
ルナアーラGX・ソーナンス
チームMガルーラ(愛知のホープ)
トルネロス・ドータクンBREAK
MミュウツーEX・ダストダス
ブラッキーGX・ゾロアーク
よるのこうしん
ゼクロム・シビビール
ルギアBREAK・ドータクン
ルギアBREAK・ドータクン
MレックウザEX・シェイミEX
セレビィ・ジュナイパーGX
アルセウス@おやこあい
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
ラランテスGX・ラフレシア
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
MレックウザEX・シェイミEX
立川ジュニア
MレックウザEX・シェイミEX
よるのこうしん
MレックウザEX・レシラム
ガマゲロゲEX・ジュナイパーGX
R団(リョケット団)
ボルケニオン・ボルケニオンEX
MライボルトEX・ダストダス
ボルケニオン・ボルケニオンEX
イベルタルEX・ダストダス
おさじJAPAN
ボルケニオン・ボルケニオンEX
MレックウザEX・シェイミEX
MレックウザEX・シェイミEX
ボルケニオン・ボルケニオンEX
チーム立川S
ブラッキーGX・ゾロアークBREAK
ルガルガンGX・オクタン
ボルケニオン・ボルケニオンEX
MライボルトEX・ダストダス
 

複合したコンセプト、サブアタッカー等の違いはありますが、大まかな勢力図としては以下の通りになります。

Tier 1
ボルケニオン・ボルケニオンEX : 13
MレックウザEX・シェイミEX : 12
Tier 2
ジュナイパーGX・ガマゲロゲEX : 7
ブラッキーGX・ゾロアーク : 6
Tier 3
MミュウツーEX(Y) : 4
ラランテスGX : 3
よるのこうしん : 3
ソルガレオGX・ドータクン : 3
無色タイプポケモン+ドータクン : 3

【ボルケニオン(XY11)】【ボルケニオンEX(XY11)】と【MレックウザEX(XY6)】のデッキをそれぞれ12-13人が選択しており、スピードとパワーを兼ね備えた2デッキが大人気でした。

続いて【ジュナイパーGX(SM1)】のデッキが多く見られました。特性「フェザーアロー」を駆使して闘う、テクニカルなデッキです。多くのプレイヤーが【ガマゲロゲEX(XY3)】と組み合わせたデッキを使用していました。

次いで【ブラッキーGX(SM1M)】と【ゾロアーク(XY8)】のデッキを6人が選択していました。【シャワーズ(XY7)】【ブースター(XY7)】【サンダース(XY7)】と進化元のイーブイを共有するブラッキーと、【MレックウザEX】に無類の強さを誇る【ゾロアーク】を組み合わせたデッキは、Tier1の2デッキに対しての強力な対抗手段を持っています。

今回はデッキシートを提出いただいたことで生まれた、多くのデッキを比較検討することができる貴重な機会なので、今回使われたデッキの共通点をレシピから導き出だしてみたいと思います。

Tier1の【MレックウザEX】デッキを強く意識したであろう、【ブラッキーGX】と【ゾロアーク】を主軸にしたデッキをクローズアップします。

それぞれのプレイヤーが採用するカードは異なりますが、使われたデッキ6つを足して6で割り、四捨五入することで平均を出すことを試みたものがこちらのデッキレシピになります。


ポケモン

イーブイ(SM1S/SM1M) 4
ブラッキーGX(SM1M) 3
ブースター (XY7) 1
シャワーズ (XY7) 1
サンダース (XY7) 1
ゾロア(XY8/035) 3
ゾロアーク(XY8) 3
ゾロアークBREAK 1
ケンタロスGX(SM1M) 1
シェイミEX(XY6) 1

エネルギー

基本悪エネルギー 6
ダブル無色エネルギー 4

トレーナーズ

プラターヌ博士 4
N 3
リーリエ 1
フラダリ 2
オカルトマニア 1
バトルサーチャー 4
バトルコンプレッサー 1
ハイパーボール 4
レベルボール 2
びっくりメガホン 1
すごいつりざお 1
ちからのハチマキ 3
かるいし 1
パラレルシティ 1
リバースバレー 1
 

壁役として、【ケンタロスGX(SM1M)】が採用されるケースが非常に多いことが分かります。【ガマゲロゲEX】や【ラランテスGX(SM1S)】等に対して強く当たれることが採用理由でしょうか。

【シャワーズ】【ブースター】は殆どのプレイヤーが採用していましたが、【サンダース】は6人中3人と、採用するプレイヤーは半分に留まりました。【MレックウザEX】に対しては【ゾロアーク】という強力な対抗手段があるため、採用を見送ったプレイヤーが多かったのではないかと考えられます。

【みがわりロボ】【ソーナンス(XY4)】を採用するプレイヤーもいましたが、多くのプレイヤーはあくまで「シャドーバレット」を中心にゲームを組み立てる事を意識した構築が多いように見受けられました。

【ブラッキーGX】単体に焦点を当てると、突破力は高くなく、【ちからのハチマキ】【リバースバレー】で打点を上げ、かつ広く弱点を突くことが求められるため、ブラッキーの起動の速さとは裏腹に、ダメージレースを行う上で必要なパーツは多いデッキです。

それぞれポケモンの道具、スタジアム、1進化ポケモンと、場に還元しやすいカードではあるので、【プラターヌ博士】や【シェイミEX(XY6)】などで引いたカードを端から使っていけば盤面の完成は早いのですが、弱点を突けない相手に対しては相応の手数が求められます。

このデッキでゲームテンポのコントロールを行い、主導権を得るためには、いくつかのアプローチがあります。

  1. ワザ「ひるがえす」を使い、倒されないポケモンや倒されてもいいポケモンを積極的にバトル場に出していく
    →【みがわりロボ】【ソーナンス】【セレビィ(PR)】【ナマコブシ(SM1S)】【炸裂バルーン】などの採用
  2. GXワザ「ナイトクライGX」を切り札とし、相手のエネルギーをトラッシュしながら戦い、リソースの損耗を狙う
    →【改造ハンマー】【スカル団のしたっぱ】【クセロシキ】などの採用
  3. ワザ「シャドーバレット」や【ゾロアーク】の「マインドジャック」で確実に相手のポケモンを倒せるよう、相手のベンチやベンチに逃げたポケモンのダメージをコントロールする
    →【ターゲットホイッスル】【魅惑のポフレ】【アブソル(XY6)】などの採用

ヒット&アウェイを行うデッキについては、過去に遡れば、DPシリーズのカゲボウズ、BWシリーズのアギルダーやドンファンなど、環境の中心にいたデッキも数多くありました。

また、ベンチとバトル場を同時に攻撃できるワザの強さは、BWシリーズのダークライEXやXYシリーズの【ホウオウEX(XY9)】と戦ったことがあれば想像に難くないはずです。

【ブラッキーGX】は、今後も注目するべきカードの一つであると考えます。


次回は優勝ユニットのデッキについて紹介します。

 
  • 文: HK