予選レポート

予選レポート:宮城大会(七夜の願い星カップ)


BATTLE X ROAD(バトルクロスロード)2018(以下BXR2018)の予選2会場目、宮城大会を兼ねる形で第19回七夜の願い星カップ、通称ナナホシ杯が開催されました。

その雰囲気の一端をレポートできればと思います。

深夜バスに揺られること6時間余り。朝の仙台駅前に到着です。朝7時からやってるラーメン屋さんで「朝ラー」をいただいてから会場となる幸町南コミュニティ・センターに伺いました。

開場はまだのはずでしたが、すでにプレイヤーさんの姿がちらほら。みなさんやる気に満ちていますね。

開始前には今回のフロアルールが今一度説明されました。
予選5回戦はスイスドローですが引き分けがなく、勝敗が付かなかった場合には両者負けとして取り扱うこと、制限時間になった際にプレイしていた番を0として3ターンのエクストラターンが与えられ、そこで勝敗がつかない場合には両者負けとして扱われます。
決勝トーナメントではエクストラターンが終わった時点でサイドの残り枚数を参照して、規定に沿って勝敗の決定もしくは延長戦の実施が判断されます。

こうしたフロアルールは大会ごとに異なりますので、参加される皆さんはよく確認しておいてください。事前に公開されていることが多いので各予選大会のブログなどを要チェックです。

簡単なあいさつの後、バトル開始!総勢56名の参加者が優勝と2つのBXR2018本戦への出場権をかけて熱い闘いを繰り広げます。

宮城大会はオープンでの開催のため、ジュニアもシニアもマスターも入り乱れての闘いです。もちろんポケモンカードではジュニアがマスターに競り勝つこともよくある光景です。みなさん真剣そのものの面持ちですが、そのなかにも楽しくポケモンカードと向き合う雰囲気が会場を満たしていました。

会場の様子

みなさんのデッキ選択で目立っているのはやはり【ゾロアークGX】の採用でしょう。特に近頃の大会で猛威を振るっている【ルガルガンGX】とのコンビは構築に違いがあるとはいえ実に15人の参加者が選択していました。

次いで多く選択されていたのは【よるのこうしん】デッキ。おなじダブル無色エネルギーで起動し、ドローをサポートすることもできる【ゾロアークGX】やその【ゾロアークGX】を一撃することを狙ってか【マーシャドーGX】を従えるなどさまざまな形で採用されています。

そこからは様々なデッキが入り乱れる様相でした。【グソクムシャGX】は【ジュナイパーGX】や【ダストダス】などの強力なポケモンとタッグを組んでいますし、【マッシブーンGX】や【カプ・ブルル】、【ホウオウGX】のような強力なたねポケモンを、【シルヴァディGX】などのサポートに強みを持ったポケモンと組み合わせたデッキもちらほらとみられます。

興味深いところでは【オンバーンGX】を使用した参加者が3人いて、状況に応じたロックを使って相手を悩ませていたことと、チャンピオンズリーグでも成績を残している【サーナイトGX】だけでなく【MサーナイトEX】や【ニンフィア】、【ゼルネアスBreak】といったフェアリータイプのデッキが一定数いたことでしょうか。

お昼休憩をはさんで5回戦の闘いが終わり、上位16名が決勝トーナメントに進出します。全勝は2名、うち一人はシニアプレイヤーとのこと。ほかにもジュニアプレイヤーが16人に入っていたことも含め、シニアやジュニアのプレイヤーが強いことは地域の活気につながるとわたしは思っていまして、このことはとても素晴らしいことと感じました。

ここからは一発勝負のシングルイリミネーション方式のトーナメント。参加者の顔も一層引き締まります。

決勝トーナメントの様子

残念ながら上位に入れなかった参加者も観戦にまわるなか、そこかしこで鎬を削る攻防が行われ、いよいよ準決勝へ進むプレイヤーが決定しました。

  • ニンフィアGX
  • ゾロアークGXルガルガンGX
  • カプ・テテフGXゾロアークGX
  • ゼルネアスBreak

あれだけいた【ゾロアークGX】【ガルガンGX】のデッキを選択したプレイヤーはひとりだけ、【よるのこうしん】は壊滅という状況に、場内はちょっと不思議な雰囲気になってきます。

決勝戦の様子

そして決勝に進んだのは【ニンフィアGX】を使うリョウさんと【ゼルネアスBreak】を選択したB兄さん。お二方とも他に選択するプレイヤーのいなかったデッキを選択し、素晴らしい戦績でここまで勝ち上がってきました。特に【ゼルネアスBreak】のB兄さんはチャンピオンズリーグ2018横浜優勝者である朗さんをギリギリの勝負で退けて、この日無敗での決勝進出となりました。

決勝は序盤それぞれのデッキが力を発揮してどちらに転ぶともわからない戦いでしたが、中盤以降リョウさんが【ニンフィアGX】を準備できなくなってしまい、B兄さんが押し切って優勝をつかみ取りました。

自然と周囲から拍手が起こる中、ふたりが握手してBXR2018予選、宮城大会は幕を閉じました。

優勝のB兄さんと準優勝のリョウさんにはBXR2018への出場権が与えられました。おふたりにはそれぞれユニットを結成していただき、2018年1月13日の本戦に参加していただきます。

BXR2018出場権証書

すべての対戦で真剣でありながら楽しさを忘れないすばらしい戦いが繰り広げられていました。遠征されている方も多数いる中で、こうした雰囲気になるというのはナナホシ杯が持っている蓄積された力なのではないでしょうか。

サイドイベントのサン・ムーン限定レギュレーションも大いに盛り上がったようで、ナナホシ杯のあたたかな雰囲気を堪能できました。

参加者の皆さま、ナナホシ杯運営の皆さま、ありがとうございました。

 
  • 文: zb