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第1回BATTLE X ROAD 優勝者・みれ 【インタビュー】 2/2


 
  • 2017年2月11日

対戦風景

優勝デッキの構築

── みれさんが使ったデッキは、大きなくくりでは【ガマゲロゲEX、ジュナイパーGX】とされていますが、実際には【ミルタンク】や【ラフレシア】といったカードが採用されており、一般的な【ガマゲロゲEX、ジュナイパーGX】とは構築が異なるデッキですね。まず―ガマゲロゲEX】と【ラフレシア】が両方入っているのはなぜでしょうか?

【ラフレシア】は1ラインしか入っていませんから、1ターン目に立てばいいけど、立たないことが普通だと思っていて。【ラフレシア】が立たない場合でも、早めにグッズロックはしたほうがいいから【ガマゲロゲEX】を1枚入れています。それと【ボルケニオン】を主軸としたデッキに対しては【ガマゲロゲEX】じゃないと厳しい、という背景もあります。

── ただ【ガマゲロゲEX】が1枚なのに対して、【ミルタンク】が2枚入っています。メインアタッカーは【ミルタンク】ということですよね?

実は「R団(リョケット団)」のリョウさんが【ミルタンク】をアタッカーにした【ジュナイパーGX】デッキを使っていて。それを参考にしています。一度対戦したときに「実は【ミルタンク】のほうが強いんじゃないか」と強く印象に残っていたんです。

── 対戦を観戦させていただいてましたが、活力剤を使って【ジュナイパーGX】を立てるか、【ラフレシア】を立てるかの判断が非常に難しいデッキだと感じました。

使いこなすのは難しいデッキだと思います。 “初見殺し”に近いデッキというか、例えば【AZ】が2枚しか入っていないことや、【ラフレシア】ラインが少ないことなどを相手にバレてしまうと、すごく戦いにくくなってしまうんです。なので大会当日は僕のデッキの内容を知られないように、ユニットバトルで控えに回ることも重要だなと思っていました。

対戦風景

1ターン目に強い動きができるか否か

── チームのメンバーが使っていたデッキはみれさんが考えたものですか?

いや、ベースはそれぞれに考えてもらって、出てきたものを調整したって感じですね。ただ最終的にはしょう。くんが使った【MレックウザEX・シェイミEX】と、シュウくんが使った【MミュウツーEX・ダストダス】は僕の原案が採用された形になっています。もちろんそれぞれが自分に合うように調整はしてますけど。

── 今回のデッキに共通することって何かありますか?

1ターン目に強い動きができるってところですね。カードプールが多くて環境が複雑化してくると、1つのデッキで勝ち続けることが難しくなるので、“相手の動きを制限する”か、“1ターン目に回してその勢いで押す”というのが、勝つために非常に重要になると考えているんです。だから中速みたいなデッキは今の環境では難しいと思って。

── 【MミュウツーEX・ダストダス】には進化デッキなのに【ピーピーマックス】が、【  ボルケニオン・ボルケニオンEX】には【スカイフィールド】がそれぞれ採用されているのも、序盤での展開を重視してのことなんですね。

そうです。【メガターボ】にするか【ピーピーマックス】にするかは、けっこう相談したところではあるんですけど、【ピーピーマックス】はベンチにたねポケモンさえいればいつでも使えるところが利点だと考えて。【シェイミEX】を出す場合にも手札を消費していたほうがより多くドローできるので、【ピーピーマックス】を採用しています。

── 【MレックウザEX・シェイミEX】は、S&Mシリーズが登場する前からみれさんがよく使っていたデッキですね。

はい。このデッキはサポートの枚数が極端に少ないのが特徴です(※6種類のサポートで計7枚しか入っていない)。手札に抱えるサポートの数を極力減らして、【シェイミEX】を使って展開していくデッキなので、なるべく【オカルトマニア】を出していきたいっていうのが念頭にあります。

── 【時のパズル】が3枚入っているのも変わっていますよね。

もちろんスペースがあれば4枚入れたいんですけど、対戦中に2枚揃えばラッキーくらいに考えて3枚にしています。このデッキは強いカードがちょっとずつ入っているデッキだから、対戦の後半でそれらのカードを再び使うために【時のパズル】を入れています。3枚しか入れていないと中途半端に1枚だけ手札に来た【時のパズル】を躊躇なく使えるので、いいこともあるかもしれません。

Redoの4人

チームメイトと当たっても全力で勝ちにいく

── みれさんが考える「BATTLE X ROAD」での勝因ってなんですか?

単純にタクくんとシュウくんがメチャクチャ強かったっていうのが大きいです(笑)。選んだデッキもメンバーの選出もうまく噛み合ったがよかったですね。今回はユニット戦だったから、誰がどういうデッキを持つかと、誰をどう繰り出すかが重要だと思っていて。「BATTLE X ROAD」の参加者一覧のシートを作って使用デッキを書き込んだりして、準備に時間が使えたのは大きいと思っています。

── 2月からは公式の大きい大会が始まりますが、意気込みは?

公式大会は個人戦なので、もしチームメイトと当たったら全力で勝ちにいかないといけないと思っています(笑)。僕を含め、4人が今回の「BATTLE X ROAD」をきっかけに、はずみを付けて公式大会でも勝ちにいきたいですね。ユニットっていうのは目的を果たしたら解散して、時間が経ってから「あのときはよかったよね」って言い合えればいいと思っていますから。そのうち今回の「Redo」のメンバーで集まって、「BATTLE X ROAD」の話をしたいですね。

(敬称略)

 
  • 取材・文: Kura